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HOTEL THE MITSUI KYOTO

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HOTEL THE MITSUI KYOTO

 

 

 

 2020年11月3日にオープンした『HOTEL THE MITSUI KYOTO』。

弊社山田造園はホテル敷地内の全面的な造園、植栽工事を行ってまいりました。

 

 『HOTEL THE MITSUI KYOTO』は西に堀川通、東に油小路通に挟まれた地に位置し、堀川通を挟んだ向こう側には二条城正門を臨むことができます。

 

 『HOTEL THE MITSUI KYOTO』が建設される前は『旧三井家下鴨別邸』として大正14年(1925)に建設されました。この別邸は三井十一家の別邸として、総領家である北三井家10代・三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって造営されました。歴代三井家の法要は菩提寺で執り行われていたようで、その参拝のための宿舎として建築されたようです。しかし戦後の財閥解体を経て旧三井家下鴨別邸は昭和24年(1949)に京都家庭裁判所の敷地となります。その際に多くが取り壊されることになりましたが主屋をはじめとする休憩所や梶井宮門は取り壊しを免れました。

 その梶井宮門は『HOTEL THE MITSUI KYOTO』の正面玄関として改修を経て今もなお現存しています。

 

(梶井宮門入ってすぐ)

 

 門をくぐると見えてくる十三重の塔、赤松、紅葉が非常に印象的です。全面に据えられている大小様々な景石、低木は人工的に見えないよう自然な風合いになるよう植栽しました。それら高木、低木、景石の周りにはスギゴケを貼り、地面には多少の起伏を持たせ、様々な角度から高低差を楽しめるエントランスとする事が出来ました。

 

(梶井宮門入って左)

 

 写真下、石敷きも施工いたしました。この小さな石を敷き詰める技法を霰零(あられこぼし)と言い、その名の通りあられをこぼしたかのように敷き詰められていることからこの名がついています。

 

 

(ロビー入ってすぐ)

 (ロビー奥からの中庭の風景)

 

 ロビーから中庭を臨むと、右に桜、奥には林立する赤松や紅葉を眺める事が出来ます。

 

 (ガストロノミー鉄板「都季―TOKI」店内からの眺め)

(同角度、南東からの眺め)

 

 こちらの中庭は回遊式庭園となっており、お客様自ら自由に足を踏み入れ散策することができます。

手前に見える芝生や水桟敷の水底に敷き詰められた伊勢砂利のラインは現代的な曲線のデザインとなっています。

 

 

 建物に囲まれた回遊式庭園の中庭は「どこから眺めても絵になる」言い換えると「どこに立っても視点場となる」庭造りとなっています。

 

(イタリア料理「FORNI」店内からの眺め)(中庭北側)

 

 回遊できるよう各所に繋がる飛び石が据えられています。

 

(中庭西側、檜舞台からの眺め)

 

(中庭南側、四季の間からの眺め)

 

 このように、「どこから眺めても絵になる」ようデザインされているのが回遊式庭園です。

 

 

 『HOTEL THE MITSUI KYOTO』にはプライベート温泉が存在し、そこからは温泉に入りながら坪庭を楽しむことができます。

 (プライベート温泉、Onsenスイートの一室)

 

 (Onsenスイート内貸し切り露天風呂)

 

 Onsenスイート内の植栽は椿やサツキツツジ、シダ類を中心にデザインされています。ここでも伊勢砂利を敷き詰め、植栽地には様々なコケを貼り、据えられた景石との相乗効果で坪庭を引き立たせています。

 

 

 ホテル全域にラグジュアリーな空気が漂っている『HOTEL THE MITSUI KYOTO』。お客様にリラックスして頂ける景観造り、お客様にホスピタリティを感じてもらう庭造り、サービス、どれを

とっても一流を感じて頂けるホテルです。

 

 

『HOTEL THE MITSUI KYOTO』は雑誌『庭NIWA 242  (2021春)』(2021/2/1)に掲載されています。