藤森神社 藤勝苑
(藤森神社について)
藤森神社は平安京遷都以前から京都市伏見区深草に祀られているといわれ、
勝運の神様としても信仰を集めています。
境内の2ヶ所に紫陽花苑が設けられ、開花に合わせて開苑されています。
今回は、第一紫陽花苑の改修工事をさせて頂きました。
(出入口)
かつては藤の群生地であったことからその名前がついた「藤森(ふじのもり)」ですが、
現在は限られた一部の場所のみとなり、
藤森の名の由来を守るべく、40mの藤棚を設置するプロジェクトでした。
藤棚の設置を始め、
園路のバリアフリー化、流れ、池、橋を造るなど
約5か月に渡っての工事でした。
藤の花が藤棚を覆いつくすには、数年かかりますが、
藤森の新たなランドマークとなることを目指して、
“藤勝苑”と名付けられた紫陽花苑をより良いものにしたいと思います。
(水の流れのはじまり)
(滝口から下流にかけての流れ)
(隠れたこだわり)
実は橋の下には、安曇川石(滋賀県)で野面(のづら)積みという石積みをしています。
お越しの際は、宜しければご覧ください。
近くの保育園の子どもたちが、竹筒の中に風車を入れてくれました。
朝の清々しい静かな時間に回っているのを見ると、
何とも言えない優しさを感じます。