施工・修復
Y邸 金閣寺垣 施工
こんにちは、大平です。
今回は「金閣寺垣(きんかくじがき)」の施工のお話です。
金閣寺垣とは、京都金閣寺にある垣根で、四ツ目垣よりさらに低く、最上部に玉縁をのせるのが特徴です。足元垣の代表といえる竹垣です。立子(この場合縦の竹を指します。)をすべて一本使いにする場合と、二本使いにして変化を持たせる場合があります。
それでは時系列順にポイントを絞ってさくっとお話ししようと思います!。
初めに、焼丸太を支柱にし、仕上げのラインを決めていきます。
その後、立子のピッチを決めるための仮の竹を止めていき、ピッチを決め、立子が傾かないよう垂直に決めます。
その後、上部横の竹(玉縁用の竹)を据え付けた後の写真が上の写真です。
次に、金閣寺垣の特徴である、玉縁を最上部に据え付けると…
この様になります!竹の節がなるべく重ならないように竹を切り出し、据え付けることがポイントになります。このポイントに気を配ることで違和感がなくなります。
その後、押縁(下の横の竹)を両側から据えます。
そうして完成したのがこちらになります!
いかがでしょうか。風格のあるお庭になったのではないでしょうか。
本日は金閣寺垣についてさくっとお話させて頂きました。すっと頭に入ってきましたでしょうか?笑
この頃長くないブログのほうがいいのかな~と悩んでいます笑。ちょっと実験中です笑
それではまた次回にお会いしましょう~大平でした~